ワクチン2回打ったのに死亡…南米襲った「ミュー株」、日本でも発見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.02 13:42
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの効果を下げる可能性がある新たなコロナウイルス変異株が出現し、懸念を生んでいる。世界保健機関(WHO)は、今年1月に南米コロンビアで初めて報告された変異ウイルス「B.1.621」を「ミュー株(Mu)」と命名し、「注目すべき変異株」に指定すると、31日(現地時間)、発表した。
この日、WHOによると、ミュー株は南米を超え、欧州や米国・香港でも感染例が確認されるなど、少なくとも39カ国で報告されている。このような中、NHKが1日、日本でも「ミュー株」感染者が初めて確認されたと報じた。
WHOはコロナ変異株のうち、透過率と症状、ワクチンの効果などを考慮し、特に注視する必要がある変異を「懸念される変異株(Variants of Concern)」、それより一段階低い「注目すべき変異株(Variants of Interest)」に指定・分類している。「懸念される変異株」は、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタの4種類で、「注目すべき変異株」はイータ・イオタ・カッパ・ラムダに続いてミューが追加され、5種類になった。