【私は狙撃する】不動産も防疫も「K-自画自賛」…大統領様、20代は困っています(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.01 11:11
◆「K」に執着する文在寅政府
今回の政権の自画自賛はK-防疫のように「K」に執着する。防疫より重要なのは「K」だ。今年7月、文化体育観光部が公式SNSに掲載した問題の掲示物がこれをよく物語っている。「衰退する日本、先進国に格上げとなった大韓民国」と書かれたカードニュース(重要ニュースをイメージと簡潔なテキストで再構成した新しい概念のニュースフォーマット)は今回の政権の世界観をそのまま見せている。自画自賛のために他国を貶める。ここで自画自賛の政治的機能が表に出る。つまり、自画自賛は自分を包装するためのものでもあるが、他人をけなして誹謗するためのものでもある。視聴者はバラエティ番組でさえ、他人を輝かせるユーモア感覚は好きだが、他人をこき下ろして笑わせられることは好きではない。バラエティ番組でさえこうなのに、国際社会はどうだろうか。それでもK-自画自賛はいつのまにか他国に対する攻撃武器に急変した。あちらとこちらに分ける武器になった。
2019年「韓日貿易戦争」でこれをドラマチックに交差して見せた。文大統領は「二度と負けない」のような好戦的な発言をして、貿易戦争の勝利を確信した。日本が貿易戦争を挑発したからこのような敵意と怒りが有効な戦略という主張もある。ただし、文在寅政権は国際社会が数万という関係で成り立っているネットワークという点を忘却していた。