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日本で発見されたデルタ株の変異型、6月に韓国ですでに確認

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.01 06:23
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最近日本で確認された新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)デルタ株の新たな変異型である「N501S」が韓国でもすでに確認されていたことが分かった。NS01Sはデルタ株の一種だが、伝播力やワクチンに対する影響力などはまだ分かっていない。

中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は、先月31日の定例ブリーフィングで「N501Sは海外入国事例のうち1人から確認されたケースがあった。6月ごろ明らかになった」と発表した。該当の入国者は検疫段階で感染の事実が確認されてすぐに隔離された。その後、韓国からは追加感染者は確認されなかった。

 
この日、NHK放送によると、東京医大研究チームは先月中旬に同大学付属病院で診療を受けたデルタ株感染者から採取したウイルス遺伝子検査の結果、「N501S」であることが確認された。この患者は海外旅行や海外入国者との接触履歴がないという。国内感染ということだ。NHKは「この変異があるデルタ株の報告は世界で8例しかなく、国内では初めて」と伝えた。

イ団長は「該当の変異株は日本が最初に発見したわけではなく、他の国ですでに確認されたものが日本で初めて確認されたという意味」とし「デルタ株の新しい一族という程度だけが確認され、どのような性質を持つものなのかはまだ分かっていない」と説明した。

一方、韓国の新規感染者の大部分が変異株ウイルスの感染であることが分かった。中央防疫対策本部によると、最近1週間の新規感染者の94.8%が変異株ウイルスの感染者であり、このうち94.3%がデルタ株だった。

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