「あまりにも政治的」な韓国法務部長官…強すぎる広報欲が「人形長官」「傘次官」を招いた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.30 10:01
韓国法務部の各種儀典問題が大きくなっている。中でも下級職員が雨の中で膝をついて傘を捧げ持つ場面がその中心だ。アフガニスタン(アフガン)人助力者を迎えて韓国政府の人権擁護をアピールしようとしたが、かえって下級職員の人権を蔑ろにしたという批判を受けることになった。今月26、27日、法務部の長・次官は立て続けに仁川(インチョン)空港入国場と忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・ジンチョン)国家公務員人材開発院を訪れて広報に出た。危険を犯して救出作戦を遂行した外交部や国防部など「ミラクル作戦」成功の立役者たちは一人も前面に出なかった。
27日午後、人材開発院正門前で雨が降る中、姜声国(カン・ソングク)次官が「アフガニスタン特別機 女性および家族初期定着支援計画」をブリーフィングしている間にその「事故」が起きた。
スーツ姿の法務部職員が、10分ほど、ひざまずいたまま傘をさしている様子が公開された。中央日報が政府KTVと各放送局の当時現場映像を総合した結果、状況はやや微妙だった。アフガン人助力者と家族を分乗させたバス13台がこの日午後0時過ぎに人材開発院に次々と到着した。姜次官は午後0時40分ごろ、正門前道路に設置された演壇の前でブリーフィングを準備した。ブリーフィング前までは該当職員が演壇の右側(姜次官の左側)にしゃがんだ姿勢で傘を持っていた。ブリーフィングが始まるタイミングで、姜次官の背後に回って膝をついて傘を支えた。