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韓国、「モリブデン」超高純度精錬技術を開発…日本依存から抜け出せるのか

ⓒ 中央日報日本語版2021.08.25 11:09
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韓国生産技術研究院が半導体や機械工具の製造に欠かせない原料のレアメタル(希少金属)「モリブデン」の海外調達先を確保し、中小企業(株)エヌエイティーエムと99.995%の超高純度に精錬する技術および装備を開発し、試作品の製作に入ったと24日、明らかにした。

モリブデンは耐食性、耐熱性、電極性を帯びながらも安定性が高く、半導体やディスプレー基板などに使用される国内産業の必須素材の一つ。

 
精錬工程を経た超高純度モリブデンは毎年7000億ウォン(約660億円)規模を全量輸入に依存しているが、うち60-70%を日本から輸入し、需給安定性の問題が提起されてきた。

これを受け、韓国生産技術研究院の韓国希少金属産業技術センターは2019年6月、ウズベキスタンとモリブデン供給契約を締結、「韓国-ウズベキスタン希少金属センター」を設立し、海外供給網を構築した。

続いて韓国希少金属産業技術センターのパク・ギョンテ博士研究チームは最近、レアメタル素材国内専門企業エヌエイティーエムと共同で「高融点モリブデン精錬技術・装備」の国産化に取り組み、99.995%の超高純度実現に成功した。

韓国生産技術研究院のパク・ギョンテ博士は「素材、部品、装備問題で国産化の前例がないモリブデン研究に入ることになった」とし「商用化に成功すれば国内製造業はさらに大きな競争力を持つきっかけになるはず」と述べた。

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    2021.08.25 11:09
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    超高純度モリブデン精錬装備の前に立つ韓国生産技術研究院のパク・ギョンテ博士(右)とエヌエイティーエムのキム・インホ代表(左)。 [写真=韓国生産技術研究院]
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