韓国の首都ソウルが世界で最も安全な都市２５位となった。

英誌エコノミストの経済分析機関インテリジェンス・ユニット（ＥＩＵ）が「世界の都市安全性指数ランキング２０２１」という報告書を２３日、発刊した。

報告書によると、ソウルは１００点満点で７３．８点を得て２５位を記録した。項目別では、デジタル・セキュリティー３１位（６２．１点）、保健６位（８１．１点）、インフラ２０位（８３点）、個人セキュリティー２２位（６９．９点）、環境３３位（７２．９点）などだ。

持続可能な発展の重要性が大きくなるにつれ、今年に入ってはかつて様々な部門に散在していた関連指標を集めて環境を別に独立し、全５部門を評価した。また、コロナ禍を考えて保健、個人など従来の部門の指標構成も新たに変更した。

１位はコペンハーゲンが占めた。２位にはカナダ、トロントが３位にはシンガポールがそれぞれ位置した。その間ずっと１位を記録してきた日本の東京は５位に落ちた。この他、オーストラリア・シドニーが４位、オランダ・アムステルダムが６位、香港が共同８位、米国ニューヨークが共同１１位、英国ロンドンが共同１５位、フランス・パリが２３位、中国北京が３６位などとなった。