空軍・海軍に続いて陸軍も…交際を拒否した女性副士官に「報復セクハラ」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.25 07:36
空軍・海軍に続いて陸軍でもセクハラ被害を受けた副士官が自ら命を断とうしたことが一歩遅れて明らかになった。24日、被害者側と陸軍によると、昨年4月任官した陸軍A下士は部隊配属直後、直属関係であるB中佐から交際の提案を受けて断ってから持続的なストッキングとセクハラにあった。A下士は同年8月、他の上官に助けられて部隊に通報した。B中佐は1カ月後、懲戒解任の処分を受けて除隊した。
被害者側はこの過程で所属部隊と師団法務室が不適切に対応したと主張した。A下士の姉は青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願に投稿して「事件の調査過程で通報を防ごうとする懐柔および合意を促したことがあり、適切な分離措置もなかった」とし、「その後、様々な2次加害があり、結局部隊の転出を選んだが、良くならなかった」と指摘した。同時に、「元気だった妹はストレスによる頻繁な気絶・嘔吐・下血・脱毛・不眠・恐慌を体験して1年が経つまで苦しんでいたし、数回自ら命を断とうとしたあげく精神病院に入院中」と伝えた。