過去最大業績が「毒」になるのか…韓国海運大手HMMが初のストライキ危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.23 11:27
韓国海運大手HMM(旧現代商船)の勤労者が過去初めてとなるストライキの動きを見せている。使用者側と労働組合の賃金交渉で合意に至らなかったからだ。
HMM海員労働組合(船員労働組合)は22日、組合員を対象にストライキ賛否投票をすると明らかにした。投票の結果は23日に出る。中央労働委員会は先週の調整会議でHMMの労使の隔たりを狭めることができず「調整中止」を決定した。
使用者側は賃金交渉修正案で賃金8%引き上げ、激励金300%、生産性奨励金200%支給を提案した。交通費5万-10万ウォン引き上げと福祉ポイント50万ウォンの支給なども修正案に入れた。労働組合は給与25%引き上げと成果給1200%支給を要求している。