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米軍が置いていった武器装備したタリバン…「硫黄島星条旗写真」を嘲弄

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.23 09:19
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アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが首都カブールを掌握した中でタリバンの特殊精鋭部隊「バドリ313」の部隊員がタリバンの旗を掲揚する写真を公開した。

この写真は第2次世界大戦当時の米軍の象徴である「硫黄島星条旗」の写真と似ている。フォックスニュースは21日、「タリバンの戦闘部隊が米国製装備を着用して第2次世界大戦当時の米軍の象徴である『硫黄島星条旗』を嘲弄するような写真を掲載した」と報道した。

 


この写真は1945年2月に米海兵隊員が2万人以上の犠牲を出しながら日本の硫黄島の岩山の頂上に星条旗を掲揚する姿と似ている。終わりが見えなかった第2次世界大戦の終息を告げる写真だ。

タリバンが公開した写真でバドリ313の隊員らは最新式戦闘服とナイトスコープなどを装備している。これらの武器や装備はアフガン陥落後に米国が置いていったものなどだ。これまでのタリバン隊員がターバンをかぶり普段着を着ていたのと対照的だ。他の掲示物には米国のM4カービン小銃を持って軍用車を運転する姿もある。

外信は米軍が急に撤退し武器などを置いて行ったためタリバンの武器水準が非常に高くなったと説明した。ホワイトハウスは17日、アフガニスタンに支援したブラックホークなど天文学的価格の高級武器・装備の相当量がタリバンの手に渡ったと認めた。

米軍はこれまでアフガン政府軍に60万丁以上の銃器、軍用車「ハンビー」4700台、手榴弾2万個、軍用機200機などを提供したという。

米国がこの20年間に直接戦争するため約957兆ウォン、アフガン軍の訓練と装備構築、給与支払いに約100兆ウォンを投じている。

ただ攻撃用ヘリコプターや航空機は訓練せずに運航することはできないため、タリバンは主に宣伝用に利用しているとフォックスニュースは伝えた。

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    2021.08.23 09:19
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    米軍が置いて行った武器・装備で重武装したタリバン部隊の兵士ら。[SNS キャプチャー]
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