【社説】「希望拷問」強要以外には防疫対策ないのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.22 09:43
社会的距離確保がまた2週間延長された。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先月12日に首都圏に第4段階措置を施行し「太く短く」と言及してからすでに3回目の延長だ。
2週間前に「第4段階維持」を発表しながら金富謙(キム・ブギョム)首相は、「来週が光復節連休で感染再拡大の火種になりかねない」とした。また別の防疫当局幹部は「2週間延長してもう少し明確に減少傾向に転換するだろう」と話した。国民はまただまされるものと思いながらも熱心に協力したが、感染者はさらに増えた。きのう金首相は「2学期が始まり全国民ワクチン接種が本格軌道に乗る今後2週間の防疫管理が今回の第4波克服の岐路だとみている」と言及した。2週間後にはまたどんな理由を取ってつけるだろうか。もう距離確保延長は「希望拷問」を超え「絶望拷問」の段階に入り込んでいる。