「韓国はアフガンと違う、侵略あれば米国が対応」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.08.21 09:07
バイデン米大統領が19日(現地時間) 、「韓国、日本、台湾、そして欧州の同盟国が侵略にあう場合、米国は相互防衛条約に基づいて対応する」と述べた。アフガニスタンからの米軍撤収は「米国の国益にプラスにならなければ同盟も捨てるかもしれない」という懸念を招くという国際社会の見方が強まると、バイデン大統領が自ら一線を画したのだ。
バイデン大統領はこの日、ABC放送のインタビューで「韓国、台湾、NATO(北大西洋条約機構)とアフガニスタンの間には根本的な違いがある」とし「これらの国は内戦状態でなく統合された政府を持つ国であり、我々は相互協定を結んでいる」と話した。続いて「この協定は悪党(bad guys)が悪いことをできないよう防ぐためのものだ」とし「我々はその間、同盟国とのすべての約束を誠実に守ってきた」と語った。
バイデン大統領は「加盟国に対する攻撃は全体に対する攻撃と見なし、自動介入して共同防御する」というNATO条約第5条に言及し、「米国は第5条条項について神聖な誓約をした。これは韓国、日本・台湾も同じで、アフガニスタンとは比較にならない」と強調した。韓米相互防衛条約の第3条にはこれと同じ内容がある。