韓国大統領選で「反共」より有効な「親日フレーム」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.19 09:00
大統領選挙の雰囲気が熱くなると、また「親日」追及が始まった。韓国政治史でかつて反共フレームが「万能棒」のように使われたことがあるが、今では親日フレームに変わったという話が出るほどだ。
与党・共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)前代表側と京畿(キョンギ)観光公社社長に内定した料理コラムニストの黄橋益(ファン・ギョイク)氏の対立も親日攻防だ。李洛淵陣営の辛京ミン(シン・ギョンミン)常任副委員長は17日、ラジオ番組に出演し、黄氏について「日本料理を非常に高く評価し、韓国料理はその亜流というようなコメントを繰り返してきた」とし「東京や大阪の観光公社に合う方ではないかと思う」と述べた。
すると黄氏はフェイスブックに「私に投げかけた親日フレームを李洛淵にお返しする」とし「李洛淵は日本通だと聞いている。日本の政治家との会合で日本政治家の『制服』である燕尾服を着ている写真を見たことがある。李洛淵は日本の首相にふさわしい」と書いた。黄氏は18日、ラジオ番組に出演し「ミラーリング(模倣行為)した」と説明した。