ワクチン問題繰り返すのに、文大統領「10月70%接種完了」を約束
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.16 13:34
「我々は、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の危機も、どの先進国より安定的に克服している。ワクチン接種も目標に近づいている。10月には、全国民の70%が2次接種まで完了する見通しで、目標接種率を更に高めるつもりだ」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の15日の「第76周年光復節(解放記念日)」祝辞の一部だ。文大統領は新型コロナ防疫状況の自己評価とワクチン接種のバラ色の展望を示した。専門家らは苦言を呈した。大統領の演説が、40日連続で4桁の感染者を記録し、第4波が続いている現実とかけ離れた認識を示したためだ。特に新型コロナ克服は、大きく分けて防疫とワクチン接種の2つとみなすことができるが、ワクチン接種率が遅々として進まないのに加え、これまでよく耐えてきた防疫さえも揺らいだため、危機に直面したと指摘した。