美食と野蛮の危うい境界…高額な鯨肉バーガー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.15 12:06
鯨肉は地球で最も論争的な肉類のひとつだ。多くの国が捕鯨を厳格に規制する。絶滅を防ぐためだ。
例外もある。日本、ノルウェー、アイスランドのように捕鯨を認める国もある。国際社会と環境団体・動物愛護団体の非難はあるが、彼らは自分たちの固有な食文化だと抗弁する。ノルウェーの場合、毎年約800~2000頭に制限してミンククジラを捕獲する。ノルウェー西部海岸に10万頭以上のミンククジラが生息しているというのが彼らの主張だ。研究目的で鯨を捕獲したりもするが、食用目的が大きい。
鯨肉の食べ方は国ごとに違う。韓国では主にゆで肉で食べてきた。鯨肉の流通が活発な日本では刺身や寿司でも楽しむ。ノルウェーではたいてい焼いたり揚げたりして料理し、燻製にした鯨肉も珍しくない。鯨肉は12種類の味を持つと伝えられている。体が大きいだけに部位ごとに多様な味を出す。特有の香りと脂身のため拒否感を持つ人も多い。