【8・15特別寄稿】解放76周年、今さらに切実な安重根の東洋平和論(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.13 15:04
8月になると韓国人は帝国主義時代の幕を下ろした1945年8月15日を考える。それは韓民族の解放を意味し、独立と自由を実感する記念日であるからだ。一方、多くの日本人は帝国の時代を終わらせた敗戦を複雑な心情で迎えるだろう。しかし日本はもちろん、多くの韓国人とアジアの隣国は1945年8月初めに広島と長崎が経験した原子爆弾の洗礼を忘れることができないはずだ。8月6日に広島に投下された最初の核爆弾は15万人の死傷者を出した。現地に居住していたり戦時に徴用されて軍需工場などで働いていた韓国人もいた。このため日本人と韓国人は核兵器の恐ろしい破壊力を初めて経験した人たちであり、地球村の他の地域よりも非核化を推進するのに率先する市民たちだ。
特にどの国よりも犠牲者が多かった日本は核爆撃を経験した市民として、地球村の非核化運動と努力の旗手の役割を積極的に担っている。今後も日本の国民と政府は地球村の核反対、非核化運動、核拡散禁止の努力で積極的に中心の役割をすると信じる。