ソウル市長「政府の外交力不在でワクチン供給に支障…専門担当大使の任命を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.13 13:54
韓国ソウルの呉世勲(オ・セフン)市長が文在寅(ムン・ジェイン)政府の外交力不在で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン供給に支障をきたしているとし、専門担当大使を任命してワクチンを確保しなければなければならないと主張した。
呉市長は13日午前、中央防疫対策本部会議後に取材陣と会って「不足したワクチン確保のために私たち皆が外交的力量を強化することができるように知恵を集めて力を合わせなければならない」と述べた。呉市長は「8月第2週に入り、感染者数が史上初めて2000人を越え、かつてないほど新型コロナ状況が厳しい時期」とし「原因は地域社会に広がった隠れ感染やデルタ株などがあるが、最も大きな原因はワクチン接種率の低迷だ。現在、第4波が長期化しかねないという影響が迫りつつある」と指摘した。