自省のない韓国野球、道を見失う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.11 09:36
KBO(韓国プロ野球)リーグは今季前半戦を予定より1週間早く終了した。一部の選手が外部の人と遠征の宿舎で飲酒し、新型コロナに感染した。その余波でリーグ中断事態まで招いた。
その後、東京オリンピック(五輪)の野球代表が失望感を強めた。2008年北京五輪チャンピオンの韓国代表は今大会で日本、米国、ドミニカ共和国に次々と敗れ、ノーメダルで帰国した。異変ではない。実力不足で負けたのだ。この13年間、選手の年俸は大きく上がったが、野球のレベルは後退した。その事実を痛感した。
衝撃の中で迎えるシーズン後半もスタートからつまずいた。9日午前、キウム・ヒーローズのソン・ウヒョンの飲酒運転摘発が伝えられた。同日午後には起亜タイガースの外国人投手アラン・ブルックスが大麻成分が入った電子たばこを搬入しようとして摘発された。「宋津宇(ソン・ジンウ)の息子」ソン・ウヒョンの大器晩成ストーリーに感動し、ブルックスの家族の交通事故を自分のことのように心配しながら応援した野球ファンは一気に冷めたはずだ。