数カ月でがらりと変わった全斗煥元大統領の容貌…「完全に他の人のようだ。代役ではないか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.10 08:28
全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(90)が9日、光州(クァンジュ)地裁で開かれた死者名誉毀損容疑の控訴審裁判に出席した後、約11時間ぶりに帰宅した。
この日午前8時25分ごろ、李順子(イ・スンジャ)夫人とともに黒色のセダンに乗って光州に出発した全元大統領は同日午後7時32分ごろ、ソウル延禧洞(ヨニドン)の自宅に到着した。出発前に車に乗る前に取材陣に向かって手挨拶をしたことと違い、帰ってきては随行員に助けられて車から降りた。
彼の姿はわずか数カ月で大きく変わっていた。顔はやせてやつれた姿で、シワも深くなった。昨年11月30日1審宣告公判に出発して「国民に謝罪せよ」という市民団体の抗議に「発言に気をつけろ」と叱り飛ばしていた気力は影も形もなかった。