シンガポール首相「米、敵国『中国』がどれだけ恐ろしいかよく知らない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.05 07:48
シンガポールのリー・シェンロン首相が「米国は中国を敵とみなす時にどれだけ恐ろしい敵国になるのかよく知らないようだ」として米国の対中強硬路線に対し警告のメッセージを送った。特に彼は米中間の衝突が世界には災難になりかねないと警告した。
AFP通信が3日に伝えたところによると、リー首相は米シンクタンクが主管したアスペン安全保障フォーラムで米国の対中強硬論は「非常に危険なことかもしれない」としてこのように話した。リー首相は「シンガポールの国父」と呼ばれ26年間執権したリー・クワンユー初代首相の長男だ。
リー首相は米国が中国との健全な競争アプローチ方式から「どんな方法であれ必ず勝たなければならない」という観点に移ったといった。