無関心五輪? 在宅勤務しながらモニター2台で応援する韓国の会社員(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.01 12:04
(2)新スター誕生とメダルラッシュ
アーチェリーのキム・ジェドク(17)と卓球のシン・ユビン(17)、水泳のファン・ソンウ(18)は五輪に初めて出場し覇気と堂々とした姿勢で国民の心をつかんだ。キム・ジェドクは24日にアン・サン(20)と団体混合戦で金メダルを取り五輪最年少男子金メダリストになった。彼は祖母の元で育ち、母親がおらず脳卒中で倒れた父親の世話をしているというエピソードも話題になった。
「卓球の神童」として英才発掘芸能番組などで顔を知られたシン・ユビンはルクセンブルクの58歳の老将で中国系のシャリャン・ニに勝ち注目された。水泳のファン・ソンウは自由型200メートルで韓国新記録を、100メートルでアジア新記録を達成した。会社員Aさん(52)は「世代交代になりそうだった。五輪を見て希望を見た」と話した。「キム・ジェドクが出たアーチェリーの競技をすべて見た。すごかった。テレビをつければほとんど五輪中継だけで家族みんなが一緒に見ている」と話した。アーチェリーとフェンシングなどでのメダルラッシュが五輪関心に寄与したという声もあった。