福島汚染水でヒラメ飼育へ…「虐待」の声も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.31 12:11
東京電力が福島第1原発の汚染水(日本政府は処理水と呼称)を薄めた水でヒラメなど魚介類を飼育する試験をすると発表した。海に放出する前の汚染水で魚類を飼育して安全性を知らせる計画だが、根本的な解決とは距離がある措置に「魚類虐待」という声も出ている。
読売新聞など日本メディアによると、東京電力は29日、福島原発の汚染水を海水で薄めた水でヒラメなどの魚類、貝類、海藻類などを飼育する試験を来年夏から始めると明らかにした。
薄めた汚染水は2023年春から海洋に放出される。放出前のその水で育った魚類の姿をインターネットで中継し、汚染水が人体に安全だという日本政府の主張を広報するということだ。