「ショートヘアひとつで“反フェミ”烙印、オンライン虐待だ」 外信も韓国アーチェリーのアン・サン選手に注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.30 10:39
東京オリンピック(五輪)女子アーチェリー韓国代表のアン・サン選手(20)の髪型をめぐり、オンライン上で「フェミニズム論争」が繰り広げられ、外信や外信記者が注目している。
29日(現地時間)、ロイター通信は「東京五輪で金メダルを2個獲得した韓国アーチェリー選手のショートカットヘアが反フェミニストを刺激した」と報道した。ロイター通信はアン選手に対する攻撃が「オンライン虐待(Online abuse)」だとし、これは若い韓国男性の間の反フェミニズム感情が背景にあると説明した。
英メディア「BBC放送」もこの日、アン選手が「オンライン虐待を受けている」と報じた。BBCソウル駐在特派員のローラ・ビッカーはツイッターに「今回の攻撃は、自分たちの理想に順応しないという理由で女性を攻撃する少数の声」とし「韓国がジェンダー平等問題と取り組み、少子化問題を解決するにはこの問題を正面から扱わなければならない」と明らかにした。ビッカーは「フェミニズムは韓国で汚い意味の単語になってしまった」とも指摘した。