韓経:LGエレクトロニクス、売上も米ワールプール抜いた…「ことしの営業利益4兆ウォン超える見通し」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.30 10:09
LGエレクトロニクスが生活家電とテレビ部門の善戦により上半期の売上高と営業利益の最高記録を塗り替えた。「家電名家」の地位は一層堅固になった。営業利益に続き売上を基準にも、米ワールプールを超えた。業界では、LGエレクトロニクスのことしの売上高が史上初めて70兆ウォン(約6兆7000億円)を突破するだろうという見方が出ている。
LGエレクトロニクスは29日、4-6月期の確定実績を発表した。売上高は17兆1139億ウォンで、昨年同期より48.4%増加した。営業利益は1兆1127億ウォンで、前年同期比65.5%増加した。営業利益は2009年以来、4-6月期基準で12年ぶり、売上高は四半期で過去最多だ。半期基準では、売上高と営業利益ともに過去最多を更新した。
生活家電(H&A部門)とテレビ(H&E部門)が実績を導いた。生活家電は、空間インテリア家電「オブジェ・コレクション」の人気により、4-6月期の売上高6兆8149億ウォン、営業利益6536億ウォンを達成した。競合他社のワールプールを販売で制したという点が注目される。4-6月期の平均為替レートを適用したワールプールの4-6月期の業績は、売上高5兆9694億ウォン、営業利益7658億ウォンだ。業界では、LGエレクトロニクスが年間基準でワールプールを売上高と営業利益がいずれも上回ると予想している。4-6月期のワールプールの営業利益がLG H&A部門より多かったのは、工場と株式を売却して得た1回限りの利益が含まれている影響だ。LGエレクトロニクスは昨年から営業利益で着実にワールプールを抑えてきた。