韓経:現代車グループ-LGエナジーソリューションの同盟…「日本車の牙城」東南アジアを攻略(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.30 09:38
現代車グループとLGエナジーソリューションは合弁法人の持分を50%ずつ保有する。現代車グループでは現代モービスや現代車、起亜などが株主として参加することが分かった。韓国自動車およびバッテリー分野の1位の企業が力を合わせて海外に合弁法人を設立するのは今回が初めてだ。
合弁工場の位置はインドネシアの首都であるジャカルタから東南に65キロメートル程度離れたカラワン産業団地だ。工場約1700カ所が建てられているこの産業団地はインドネシア産業中心地の一つだ。現代車の完成車工場が建設されているブカシ市デルタマス工業団地との距離は10キロメートル程度に過ぎない。近隣に空港と港があって交通と物流インフラも良いという評価を得ている。
合弁工場は2024年から電気車に入るバッテリーセルを量産する計画だ。現在、一般的に使われるリチウムイオンバッテリー(ニッケル、コバルト、マンガンなどが含有)にアルミニウムを追加した高性能バッテリーセルがこの工場で生産する主な製品だ。バッテリーセルの素材にアルミニウムを追加すれば出力は大きくなり、化学的な不安定性は低くなるというのがLGエナジーソリューション側の説明だ。