韓経:現代車グループ-LGエナジーソリューションの同盟…「日本車の牙城」東南アジアを攻略(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.30 09:37
現代自動車グループとLGエナジーソリューションがインドネシアに電気自動車バッテリーセルの合弁工場を建設する。韓国最大の完成車メーカーとバッテリー企業が海外に合弁会社を設立する初の事例だ。東南アジア電気車市場の主導権を握るために韓国の代表企業が手を握って攻撃的投資に出たという評価だ。
現代車グループとLGエナジーソリューションは年産10ギガワット時(GWh)規模のバッテリーセル合弁工場を建てるためにインドネシア政府と投資協約を締結したと29日、発表した。合弁法人は2024年から毎年電気車15万台に搭載できる分量のバッテリーを生産する計画だ。両社は合弁工場の設立に約11億ドル(約1204億円)を投資する。インドネシア政府は工場設備・部品の関税免除とインセンティブなどを提供する。
合弁工場はインドネシアの首都・ジャカルタから南東に65キロメートル離れたカラワン産業団地に建てられる。今年4分10-12月期に着工して2023年上半期に完工するのが目標だ。ここで生産されるバッテリーセルは現代車と起亜の専用プラットホーム電気車などに搭載される予定だ。