南北通信線の遮断状況でどう伝達したのか…親書交換ミステリー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.29 09:47
南北(韓国・北朝鮮)が1年以上も遮断されていた通信線を復元した27日午前、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は「南北首脳が4月から数回にわたり親書を交換しながら南北関係回復問題で意思疎通をしてきた」と明らかにした。その直後、北朝鮮朝鮮中央通信も「最近、数回交わされた親書を通じて、断絶している通信連絡通路(通信線)を復元することにした」と伝えた。
南北が同時に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の間で「数回」の親書交換があったことを公式的に認めたのだ。ところが昨年6月9日に北朝鮮が一方的に通信線を遮断した後、この日まで南北間の通信チャンネルは断絶されていた。したがってどのように親書を交換したのかが疑問だ。