<東京五輪>ぎゅうぎゅう詰めの満員バス、顎マスク…すでに崩れている「東京式バブル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.26 07:52
東京オリンピック(五輪)の防疫モデルは昨年米国プロバスケット(NBA)が採択した「バブル(隔離空間)方式」だ。今回の大会には206カ国(難民チームを含む)1万1000人余りの選手が参加する。ややもすると五輪が新型コロナ再拡大のきっかけになり得るという悲観的な見通しが出される背景だ。
「東京式バブル」の運営規定によると、選手は原則的に選手村と競技場だけを行き来することができる。また、競技日程を全部終えれば48時間以内に選手村を離れる必要がある。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は全世界のメディア関係者もバブルに入れた。日本到着の瞬間から外部接触を最大限遮断した。入国後2週間まで公共交通を利用することができない。組織委が定めた方法に限って移動することができる。