<東京五輪>米国はなぜそこで出る?…入場行進終盤で出てきた理由は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.25 13:20
五輪開会式の花である入場行進の順番には規則がある。古代五輪の発祥地であり1896年に近代初の五輪が開かれたギリシャから始まり、難民選手団に続き開催国の言語による国名の順で入場する。最後は開催国の選手たちが飾る。
日本で使う五十音順であれば、「あ」から始まるアメリカは選手団の入場序盤に出なければならない。だが23日に東京国立競技場で開かれた東京五輪開会式では最後から3番目に出てきた。旗手であるバスケット選手のスー・バードと野球選手のエディ・アルバレスを筆頭に米国選手団が登場すると、開会式に参加したバイデン米大統領夫人のジルさんが歓呼する姿も中継画面に映された。
今年の入場順序は五輪憲章に明示されたパレードの伝統を破るものだと米時事週刊誌ニューズウイークは伝えた。これと関連し国際オリンピック委員会(IOC)は今回の東京五輪で次期開催国とその次の開催国を選手団入場順序の最後に配置することにしたと明らかにしていた。これに伴い、2028年にロサンゼルスで第34回夏季五輪を開く米国が最後から3番目、2024に年パリで五輪を開催するフランスが最後から2番目を占めた。