初訪日で拉致被害者家族に会ったシャーマン氏…北朝鮮人権取り上げる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.21 14:39
米国務省のウェンディ・シャーマン副長官が20日、バイデン政府の高官要人として初めて北朝鮮による拉致被害者家族と会った。これまで高位当局者の発言や声明など「言葉」だけで北朝鮮人権問題を指摘していたバイデン政府が直接「現場対応」に出たもので、21日から2泊3日間で予定されているシャーマン副長官の訪韓スケジュール中にも北朝鮮人権に関連する立場が追加で出てくるのではないか注目されている。
就任後初めて日本を訪問したシャーマン副長官は、20日、東京で拉致被害者家族と面会した。その後、ツイッターを通じて「とても心が痛かった(deeply moving)」とし「米国は拉致問題の早急な解決を求めるために日本と共にする」と強調した。同日、米国務省が日米外交次官会談関連の発表をした報道資料にも米国の日本人拉致問題解決に対する意志が入った。