韓国、アプリマーケット絶対的強者のグーグルに世界で初めてブレーキ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.21 09:45
グーグルが自社のアプリケーションとコンテンツ決済方式をアプリ開発会社に強要するのを防ぐ法律が世界で初めて韓国で生まれる見通しだ。
国会科学技術情報放送通信委員会は20日、案件調停委員会と全体会議を相次いで開き、こうした内容を盛り込んだ「グーグル・アプリ内課金防止法」(電気通信事業法一部改定案)を議決した。法案処理に否定的だった野党議員が参加しない中で与党側委員らが単独で処理した。この法案は法制司法委員会を経て早ければ23日の国会本会議で処理されるものとみられる。与党が国会過半数を占めるだけに、本会議で通過する可能性が大きい。本会議通過後15日以内に公布されればただちに施行される。
改正案はグーグルプレーとアップルのアップストアなどアプリマーケット事業者に次の4種類行為をできなくする。▽特定決済手段をアプリ開発会社に強制▽他のアプリマーケットにアプリを登録できないように妨害または誘導▽アプリマーケットへのアプリ登録遅延▽アプリマーケットで不当にコンテンツ削除する行為――が禁止対象だ。関連調査・是正権限は放送通信委員会が持つ。この日ハン・サンヒョク委員長は委員会議決直後「法案が本会議を通過すればアプリマーケットの責任と義務が明確になる。審議で指摘された内容は実行過程で十分に反映する」と話した。