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【中央時評】金正恩は北朝鮮を知らない(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.21 07:38
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報告書は2018年1人あたりの国民所得が1262ドルだと明らかにする。1人あたりの国民所得が1279ドルであるミャンマーとほぼ同じ水準ということだ。しかし、ミャンマーは外国人直接投資が国内に流入していた反面、北朝鮮は孤立した社会主義国家だった。当然ミャンマーの所得のほうが高いだろう。1262ドルという数値も興味深い。韓国銀行が韓国ウォンで推定した2018年北朝鮮の一人あたりの国民所得を韓国ウォンの対米為替レートを適用してドルで換算すると1280ドルになる。すなわち北朝鮮が発表したドル表示一人あたりの国民所得は、韓国銀行が推定した韓国ウォン表示の北朝鮮所得に韓国ウォンの対米為替レートを適用した値とほぼ同じということだ。しかし北朝鮮が韓国銀行を書き写したとすれば間違って書き写したことになる。このような形で北朝鮮所得をドルでに換算するなと韓国銀行が警戒するためだ。一国の為替レートは自国の経済発展程度を反映しているため、韓国の対米為替レートを北朝鮮に適用する場合、北朝鮮の所得を過大評価することになるという意味だ。

北朝鮮の統計は割れた鏡だ。経済現実をまともに映し出すことができない。社会主義がもともとそうだ。ソ連の公式統計によると、1928年から約70年間、ソ連の経済は年平均9%成長した。このような国がどうしたら崩壊しえるのか。中央計画経済では、企業に目標生産量を割り当て、その達成具合によって厳格な賞罰を加える。したがって企業はさまざまな技法を動員して実績を膨らませる。米国中央情報局(CIA)がバブルを取り除いて推定したソ連成長率は公式統計の半分程度にすぎなかった。統計水準が低く、官僚の腐敗が深刻な北朝鮮はソ連より統計のわい曲がはるかにひどいはずだ。2017~19年の間、北朝鮮は国民所得が13%増えたと主張する反面、韓国銀行は7%減少したと推定する。北朝鮮の公式統計は黒を白だと呼んでいる。

 
割れた鏡が事物をゆがめるように、でたらめな統計は政策をめちゃくちゃにする。制裁にもかかわらず、経済が成長すると信じるなら、金正恩は非核化圧迫にどのように対応するつもりなのか。今のように核を継続して開発し、持ちこたえようとするだろう。コロナ感染病を防ぐために貿易を遮断して市場を統制しても経済が動くと信じるだろう。しかしこれは結果的に経済を絶壁に、住民を絶望に追い詰めることになる。北朝鮮が危うくみえる理由だ。

北朝鮮は21世紀の生存方程式を探るために、正確な統計から備えなければならない。南北協力が可能になったとき、韓国が真っ先にすべき事業はまともな北朝鮮統計を作ることだ。これは韓国政府が推進する観光や鉄道連結よりもはるかに重要かつ緊急だ。金正日(キム・ジョンイル)は「自分の土地に足をつけて目は世界を見よ」と話した。今、金正恩の目は世界に向かっているのか、でなければ核を握って経済を止めたまま自分と北朝鮮を洞窟に閉じ込めているのか。統計の引導を受けることができない彼は北朝鮮を統治していても実は北朝鮮を知らない。

キム・ビョンヨン/ソウル大学統一平和研究院長経済学部教授

【中央時評】金正恩は北朝鮮を知らない(1)

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