「インテルの攻勢」がファウンドリー市場揺さぶる…サムスンの米国第2工場は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.20 11:49
「半導体恐竜」と呼ばれるインテルが半導体委託生産会社である米グローバルファウンドリーズの買収合併カードを切り出した。半導体業界は世界のファウンドリー(半導体委託生産)市場が再編する可能性を提起する。サムスン電子が推進する米国2番目の半導体工場の立地と投資時期にも業界の関心が集まる。世界のファウンドリー市場で企業別の順位は3月末基準で台湾のTSMCがシェア55%で1位だ。その後を17%のサムスン電子と7%の台湾UMC、5%のグローバルファウンドリーズが続いている。
サムスン電子関係者は19日、「既存の候補地を取りやめてテイラーと新たに交渉するのではなく5カ所を同一線上に置いて検討している」と話した。最近のロイター通信の報道に対する同社の立場を説明したものだ。ロイター通信はサムスン電子が米ファウンドリー工場の候補地としてテキサス州ウィリアムソン郡を検討していると伝えた。サムスン電子はウィリアムソン郡に位置したテイラー地域を工場候補地のひとつとみている。テイラーはテキサス州の州都オースティンの北東に位置した小都市だ。