韓日、3大懸案巡り意見の相違…ボール押し付け合いの末、協議終了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.20 06:54
来年大統領選と今年総選挙を控えた韓国と日本は関係改善よりも政治的利害得失を優先視し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の東京オリンピック(五輪)を契機とした訪日は結局失敗に終わった。両国の関係改善は次期政府に繰り越される可能性が高いという見通しが出てきている。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席は19日午後、文大統領の訪日が失敗に終わったことについて「両側間の協議は相当な理解の接近はあったが、首脳会談の成果とするには依然として不十分で、その他の諸般の状況を総合的に考慮しこのように決めた」と明らかにした。「成果不十分」は首脳会談が開かれても両国間の葛藤懸案で進展した合意を導き出すのは難しいという意味だ。「その他の諸般の状況」は相馬弘尚駐韓総括公使の文大統領蔑視発言と解釈することができる。