<東京五輪>「私は黒人女性であり日本人」…大坂なおみ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.19 15:10
世界ランキング第2位の大坂なおみ(24・日本)は現在の世界女子テニスをほしいままにしているスーパースターだ。最近4年間、メジャー大会の優勝だけで4回。アジア国籍の選手では初めて女子シングルス世界ランキング1位に立った。現在は第2位だ。その収入も目をみはる。最近1年間で6000万ドル(約66億円)を稼ぎ、女性スポーツスターの収入第1位だ。まさに「young and rich(ヤング・アンド・リッチ)」だ。
履歴もユニークだ。大坂はハイチ出身の米国国籍の父親(レオナルド・フランソワさん)と日本人の母親(大坂環さん)の間に生まれた。日本と米国の市民権をどちらも持っている。大阪で生まれた大坂なおみは母親の姓を受け継いだ。容貌は父親に非常によく似ている。背丈も180センチと高く、肌の色も濃い。あふれるパワーと堅実な基本技は女子テニスの看板スター、セリーナ・ウィリアムズ (40・米国)を彷彿とさせる。
テニスは米国で学んだ。3歳の時に家族と共に米国ニューヨークに移住し、父親の勧めでテニスを始めた。16歳から米国フロリダのテニスアカデミーで訓練を受けた。このような背景のために日本語は流ちょうではない。それでも大坂は「和食を食べておいしいと感じるとき、自分が日本人であることを感じる」と話した。その一方では父親のこともあり自ら「黒人女性」とも感じている。