日本汚染水に対する提訴報告書完成…韓国外交部でない法務部が主導(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.19 06:59
韓国政府が日本の福島原発汚染水放流に関し、国際海洋法裁判所に提訴するための検討報告書を完成したことが分かった。国際争訟であるにもかかわらず、異例に外交部でない法務部が主導した。
18日、複数の外交筋によると、法務部は先月約50ページの報告書を完成して青瓦台(チョンワデ、大統領府)に報告した。青瓦台はこれに基づいて関係部署会議も招集した。報告書の内容は、汚染水放流問題を海洋法裁判所に提訴するナリオなどで、実際に提訴する場合、政府を代理する法律事務所のリストもすでに完成されたと消息筋は伝えた。提訴の「可否」でなく、提訴を前提にした報告書という推測が可能だ。1位に取り上げられている法律事務所は国際仲裁に専門性を持つ米国系事務所A社だった。