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34年前に2人殺害した中国人、身分洗濯後に韓国で永住権得ていた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.14 11:44
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34年前中国で2人を殺害して身分を洗濯した後に韓国に逃走し身を潜めていた50代の中国人の男が捕まった。

仁川(インチョン)警察庁外事課インターポール国際共助チームは13日、中国人の男(54)を出入国管理法違反と偽計による公務執行妨害容疑で検挙し強制追放したと明らかにした。

 
男は20歳だった1987年に中国山東省煙台市で2人を凶器で殺害した容疑で手配を受けていた。現地で潜伏していた男は名前と年齢を完全に変える「身分洗濯」の過程を経て新たなパスポートを作り、2016年9月に韓国に入国した。男は韓国に帰化した中国人女性と結婚する方法で2016年の入国時に永住資格ビザの発給を受けた。

昨年9月に中国インターポールから男の所在確認要請を受けた警察は捜査に着手し男を探しに出た。中国公安当局から受けた殺人事件情報などに基づいて男が殺人被疑者と同じ人物である事実を確認した。

警察は7日午前5時ごろ、仁川市内の工事現場近くで男を検挙し、翌日午後に中国行き航空機で中国公安当局に引き渡した。山東省公安庁は男の検挙に対し「両国警察の友好協力に関する模範事例」として書簡を送り謝意を表明した。

警察関係者は「男は2007年にも韓国と中国を行き来していた。仁川空港出入国・外国人庁と協力し、男がビザ申請時に出した書類などを確認し遺伝子(DNA)情報を確保して検挙した」と明らかにした。



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