<テニス>フェデラー、膝のけがで東京五輪欠場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.14 10:00
「テニス皇帝」ロジャー・フェデラー(40、スイス、世界9位)がひざのけがで東京オリンピック(五輪)を欠場すると明らかにした。
フェデラーは14日(日本時間)、SNSに「芝コートシーズンに不幸にもひざの問題が発生し、東京五輪を辞退することになった。スイスを代表するのは常に光栄であり、私の経歴のハイライトだったため、参加できないのは本当に残念だ」と惜しんだ。
続いて「この夏の後半のツアーに復帰することを希望し、すでにリハビリを開始した」とし「スイスチーム全体の幸運を遠くから祈って応援する」とコメントした。フェデラーは東京五輪を辞退し、来月末に米ニューヨークで開催される全米オープン出場を準備するとみられる。
40歳となったフェデラーは昨年、2度のひざの手術を受け、1年以上もリハビリ治療を受けた。今年もひざが良くない状態だ。5月末に開催された全仏オープンも16強に進出したが、ひざの痛みのため棄権した。ウィンブルドンでは8強まで進出したが、またもひざの痛みが問題だった。
フェデラーは2016年リオデジャネイロ五輪も左ひざのけがで欠場した。いつ選手生活が終わるか分からない年齢であるため、2024年パリ五輪出場は事実上難しいと予想される。フェデラーは2008年北京五輪で男子ダブルス金メダルを、2012年ロンドン五輪で男子シングルス銀メダルを獲得している。