社長は220万ウォン、アルバイトは260万ウォン…コンビニ社長「バイトでもしようか」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.14 09:23
大邱の繊維工場社長のハンさんは「中東からオーダーが結構入ってくるのに週52時間勤務制のためこなせない。それでも従業員を増やせば人件費もまかなえない。最近はコロナで国内からの注文が減り、また海上運賃が急騰して到底利益を出すのは容易でない」とした。彼は「私たちのような業者のこうした厳しい状況はみんな無視して最低賃金ばかり上げてどうするのか。最近中小企業をする人は会えばいつも『いつやめるべきか』を議論する。これが正常なのか」と声を高めた。
中小企業と小商工人は「来年の最低賃金を現場では到底耐えられる余力がない。結局は雇用を減らすほかない」と訴える。昨年も最低賃金の急な引き上げに新型コロナの衝撃まで襲い11年ぶりに中小企業の雇用30万件が消えたという(中小企業中央会)。