社長は220万ウォン、アルバイトは260万ウォン…コンビニ社長「バイトでもしようか」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.14 09:20
#「社長である私は220万ウォン、バイト生は260万ウォン、コンビニをたたんでアルバイトでもしなくては」。ソウル・麻浦区(マポグ)でコンビニを運営するチョンさん(61)は13日、本社のマネジャーと会い廃業手続きを相談した。7年にわたり49平方メートルほどの店舗を運営してきたが、これ以上は持ちこたえられないという判断からだ。
彼は「来年の最低賃金引き上げ分を確認したら私の収入は平日夜間のバイト生より少なそうだ。いっそコンビニをたたんでバイトをする方が良いだろう」と話した。彼は平日午前6時から午後3時まで1日9時間勤務する。彼の計算によると20日間の夜間バイト生に支払う来年の月給は260万ウォン、彼が賃貸料や人件費などを差し引いて得られる金額は220万ウォンほどという。