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「UFO雲は災難の兆し?」 インドネシア大騒ぎ…同じ日、韓国漢拏山にも

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.14 07:08
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#今月6日、韓国済州島(チェジュド)で、梅雨の雨があがると漢拏山(ハルラサン)中腹の空には珍奇な(?)雲が浮かんだ。雲の形がまるで未確認飛行物体(UFO)とそっくりなことから別名「UFO雲」というニックネームを持つ。観光客は感嘆し、携帯電話を取り出して写真を撮ろうと忙しかった。

韓国気象庁では、凸レンズがいくつか重なっている形に着眼して「レンズ雲」と呼んでいる。済州漢拏山一帯では「UFO雲」がたびたび浮かぶためそれほど違和感はないが、インドネシアではこの雲のせいで一時大騒ぎとなった。

 
◆インドネシア上空に「UFO雲」…住民に津波の悪夢

13日、スアラ・アンタラ通信など現地メディアによると、6日(現地時間)にインドネシア・スマトラ島アチェ特別自治州バンダ・アチェ地域の上空に「UFO雲」が浮かんだ。住民の間ではこの雲の写真と一緒に「災難の兆し」といううわさがSNSを乗って広がった。

彼らが「UFO雲」に過敏反応を示したのは2004年に経験した津波のためだ。この「インド洋巨大津波」によって当時17万人が命を失った。昨年8月にもこの地域の上空に津波が集まるような形をした雲が浮かんで大騒ぎになったことがある。

結局、この国の国家気候地質気象庁が「強い風雨を伴うことがあるため家の中に留まることが安全だが、懸念するほどではない」と説明して論争が徐々に落ち着いていった。気象庁はあわせて「航空機の場合、該当の雲の近くで乱気流や揺れなどに遭遇するかもしれないため危険」と付け加えた。住民の懸念とは違い、特にこれといったことは発生しなかったという。

◆高温多湿の南西風+山+大気逆転層の「合同作品」

それならなぜレンズ雲が発生するのだろうか。韓国でこの雲が頻繁な頻度で発生するところは済州だ。海抜1950メートルの「漢拏山」が主な原因だ。北太平洋高気圧から生じた強い南西風が湿気を含んだまま漢拏山の山すそを回りながら越えてうず巻きができるが、この時に局地的に低気圧が現れて雲が形成される。

ここに空の下層よりも上層の気温が高い「大気逆転層」がある場合、上昇することができなかった雲が横に広がることになる。ここで強い南西風と出会い、漢拏山を中心にうず巻きながらUFOの形を形成する。

一度作られたレンズ雲は強い気流運動でも形が変わらない。下から上まで幾重にも重なる場合はあるが、ほとんどは長時間続かないため、観光客を不思議がらせる。済州地方気象庁のキム・ギルヨプ気象事務官は「漢拏山がなかったら済州でレンズ雲のような名作は出現し得ない」と話した。

◆強い乱気流発生…航空機の運航には脅威

この雲が現れたからといって災難を予告したり特別な事故が発生したりするわけではない。ただし航空機の場合、レンズ雲が発生した上空を通過する時は注意が必要だ。

大気逆転層付近では強風が山に乗って越える時に波動が生まれてレンズ雲が形成されるが、この時に発生する強い乱気流は航空機の運航に脅威となるためだ。実際、1966年日本の富士山の近くで東京発香港行きの英国海外航空(BOAC)911便が墜落して乗客乗員124人が全員死亡する事故が発生した。

調査の結果、事故30分前の気象衛星写真にレンズ雲が観測されており、航空機が富士山で発生した強い乱気流に巻き込まれて空中分解したことが事故原因として挙げられていた。

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    「UFO雲は災難の兆し?」 インドネシア大騒ぎ…同じ日、韓国漢拏山にも

    2021.07.14 07:08
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    13日、インドネシア現地メディアによると、1週間前、スマトラ島のアチェ特別自治州バンダ・アチェ一帯にレンズ雲が発生し、住民の間で大騒ぎとなった。[写真 SNSキャプチャー]
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