【社説】ワクチンに支障を来たしているのに文大統領の「太く短く」信じられるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.13 10:59
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は午後6時以降3人以上の集まり禁止を柱とする最高レベルの新型コロナ防疫措置に対して、昨日「封鎖(lock down)せずできる最も強い措置で、太く短く状況を早期に打開するためのこと」と述べた。また、「もう一度国民にもう少し耐え抜こうとお願いすることになり、非常に申し訳ない気持ちを禁じ得ない」と謝罪した。K防疫を自画自賛して12日ぶりの謝罪だ。
何より2週間の強力な措置で太く短く終わらせるという大統領の公言が現場できちんと奏功するか早くも疑問が提起される。第4段階措置で感染者を大きく減らすためには、封鎖に準ずる強力な防疫措置はもちろん、デルタ株の速度を追い抜くワクチン接種速度戦という2つの軸が着々と動かなければならない。