切羽詰まった日本、禁酒令下す…東京のすべての飲食店でアルコール販売禁止
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.13 08:10
日本政府がオリンピック(五輪)を10日後に控えて東京都に「禁酒令」を下した。12日から東京に新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡大防止のための緊急事態を宣言し、すべての飲食店に事実上酒類の提供を中断するようにした。
日本政府は「酒を飲むと会話が多くなり感染の危険性が高まる」と強調するが、デパートなどの営業は許容して酒類業界だけを「スケープゴート」にしているという不満は大きくなっている。
12日、NHKなどによると、東京ではこの日から来月22日まで緊急事態期間中に酒を提供してきた飲食店は休業を選ぶか、営業しても酒を販売することはできない。これまで緊急事態の前段階である「まん延防止等重点措置」(以下、重点措置)が下されていた東京では午後7時まで、2人以下のグループには酒を販売することができた。