【時視各角】親日派が建てた国?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.12 14:05
先日死去した韓国戦争(朝鮮戦争)の英雄であり崔在亨(チェ・ジェヒョン)元監査院長の祖先チェ・ヨンソプ予備役海軍大佐が5月に出した自叙伝(『海を抱いた白頭山』)にはこのような内容がある。
1950年7月に北朝鮮軍に衆寡不敵で劣勢となった韓国軍が麗水(ヨス)から撤収する時だった。西南地区戦闘司令官のイ・ウンジュン少将が戦闘艦「白頭山(ペクドゥサン)」がある埠頭に到着すると、チェ・ヨンナム艦長が士官室に案内した。イ将軍は遠慮して椅子だけ出してほしいと伝えた。日が沈んだ後もそうだった。「いま私の部下が命がけで敵と戦っている。安全な船内で気楽に眠ることはできない。私は今夜ここで過ごす」。「白頭山」の甲板士官だったチェ大佐は「イ将軍は日本刀を真っ直ぐに立てて、両手で強く握りながら、埠頭で夜を明かした」と書いた。