デルタの恐怖が襲った…KOSPI3200線崩壊、イドリウム10%急落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.09 14:42
世界に広がった新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)デルタ株の恐怖が仮想通貨市場にも広がった。
9日、仮想通貨市況中継サイト「コインマーケットキャップ」によると、午前10時30分、ビットコインの価格は前日(24時間)より3%下落した3万2484ドルで取り引きされている。ビットコインに続いて時価総額2位のイドリウムは下落幅がさらに大きかった。24時間前より10%急落して2062ドルで取り引きされている。同じ時間、リップル(5.72%)、ダッチコイン(8.33%)などのオルトコイン(アルトコイン)価格も次々と下落している。
仮想通貨価格が一斉に下落したのは、グローバル景気鈍化の懸念が大きくなっているためだ。最近、新型コロナワクチン接種率の高い国ですらデルタ株ウイルスが急速に拡大していて、世界経済の回復が立ち遅れるおそれがあるという恐怖感が広がった。これに対して投資家は、米国国債など安全な資産投資の比重を増やす代わりに、危険資産に挙げられている仮想通貨市場から離脱している。