中国シノバックのインドネシア臨床実験責任者、新型コロナで死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.09 07:18
中国シノバック社が開発した新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンのインドネシア臨床試験を進めてきた責任者が新型コロナで死亡した。このためシノバックの「水ワクチン」議論は一層強まった。
8日、インドネシアの日刊紙コンパスなどによると、国営製薬会社ビオ・ファルマのNovilia Sjafri Bachtiar博士が、前日新型コロナで亡くなった。
Novilia博士は昨年から中国シノバックのコロナワクチン「コロナバック(coronaVac)」のインドネシア臨床試験総括責任を担当してきた。これに対して、エリック・トヒル国営企業部長官は「Novilia博士の死は非常に大きな損失」としながら哀悼した。