サムスン電子の業績はサプライズ、株価は振るわず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.08 09:39
サムスン電子が7日、4-6月期のサプライズ業績を発表した。市場の予想を1兆5000億ウォン(約1455億円)以上上回る12兆ウォン台の営業利益を出した。2018年7-9月期以降11四半期ぶりの好業績だ。売上高もやはり4-6月期基準で過去最大を記録した。半導体が業績を牽引した。サプライズ業績にもサムスン電子の株価はむしろ下がっており、8万ウォン台をかろうじて守っている。7-9月期の業績見通しは期待と懸念が重なる。
この日サムスン電子が公示した4-6月期の業績速報値で、売上高は前年同期比18.94%増の63兆ウォン、営業利益は53.37%増の12兆5000億ウォンを記録した。1-3月期と比べ売り上げは65兆3885億ウォンから3.65%減少したが、営業利益は9兆3829億ウォンから33.26%増えた。証券業界のコンセンサス(平均展望値、金融情報会社Fnガイド6日基準)は売上61兆2813億ウォン、営業利益10兆9741億ウォンだった。