韓国大統領選候補の李在明氏、尹錫悦氏の福島発言に「日本の極右論理と違わない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.08 06:35
韓国大統領選候補トップ2人による舌戦が続いている。尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長が文在寅(ムン・ジェイン)政府の脱原発政策を強く批判すると、京畿道(キョンギド)の李在明(イ・ジェミョン)知事は「日本極右勢力の主張、これを代弁する日本政府の論理と違わない」とし「自分の耳を疑った」と批判した。
李氏は7日、フェイスブックに福島汚染水放出に関連し、尹氏が「日本政府とわが政府が各国と協力して透明に進めなければならない」「過去には大きな問題とみなしたことはなく、政治的な次元で見る問題ではない」と発言した内容を引用し、「福島汚染水海洋放出に対する明確な立場を明らかにし、国民の評価を受けてほしい」とした。
李氏は「尹氏の発言は日本極右勢力の主張、これを代弁する日本政府論理と違わない」とし「日本は汚染水の浄化を通じて放出すると明らかにしたが、三重水素(トリチウム)など放射性物質は完全に除去することはできないというのが専門家の一貫した主張」と明らかにした。