独島住民証発給11年で名誉住民7万人超…うち17人が日本人の理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.03 10:00
東京オリンピック組織委員会が公式ホームページに独島(ドクト、日本名・竹島)を自国の領土と表記したことに対する批判が続く中、韓国の「独島名誉住民」が初めて7万人時代を迎えた。独島名誉住民証の発給を開始してから11年目(2010年11月開始)だ。独島管理事務所は2日、「5月と6月だけで2144人に発給され、6月末現在の名誉住民は7万474人」と明らかにした。
独島名誉住民になったという意味の名誉住民証の発給は、独島に上陸したり船に乗って独島を1周以上旋回した国内外の訪問客が申請できる。独島名誉住民証は独島領有権を強化するための広報策だ。名誉住民証の外観は一般住民登録証と似ている。横8.5センチ、縦5.4センチの大きさで、鬱陵郡(ウルルングン)長の職印が押されていている。「鬱陵島独島天然保護区域管理条例第11条に基づき発給される」という説明と太極旗(韓国の国旗)、独島の写真が入っている。独島旅客船の乗船券などを独島管理事務所に証明し、インターネットを利用して発給を申請すれば、郵便で独島住民証が送られてくる。費用はかからない。米国・中国・カナダ・フランスなど外国人も独島名誉住民になっている。名誉住民7万人余りのうち1866人が外国人だ。
◆日本人17人にも名誉住民証発給