金正恩委員長の「幹部無能」叱責2日後…「麻薬禁止法」採択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.02 15:56
北朝鮮が1日、最高人民会議常任委員会全員会議(第14期第15回)を開き、金属工業法など経済関連法案を修正補充し、麻薬犯罪防止法を採択したと、北朝鮮メディアが2日報じた。最高人民会議常任委は、定期国会に該当する最高人民会議の休会中、最高主権機関(北朝鮮憲法113条)として法案を審議・採択する機能がある。
この日の常任委は崔竜海(チェ・ヨンヘ)最高人民会議常任委員長が進行し、出席者全員がマスクを着用した。
北朝鮮では多くの国が麻薬に分類するケシを栽培したり「ビンドゥ」(ヒロポン)と呼ばれる麻薬を取引する場合がある。北朝鮮は刑法で「麻薬や毒薬、爆発物に関する保管及び供給秩序を破った者は1年以下の労働鍛練刑に処す」(130条)という処罰条項があるが、別に麻薬犯罪防止法を採択したのは今回が初めて。