「ヤンセン・アストラゼネカのみ打った人はブースターショット必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.30 08:25
新型コロナワクチンの接種で「ブースターショット(免疫強化や延長のための追加接種)」が必要なのかを知らせる研究結果3件が米国と英国で28日、公開された。結果によると、ファイザー・モデルナのようなmRNAワクチン接種者はブースターショットの必要性が比較的に小さいが、ヤンセン・アストラゼネカなどアデノウイルス伝達体ワクチンのみ打った人は追加の接種が必要になるかもしれない。
米国ワシントン大学(セントルイス)研究チームは、ファイザー・モデルナワクチン接種者のほとんどは少なくともすでに存在する新型コロナウイルスに対しては数年間予防効果が続く可能性があるという研究結果を学術誌ネイチャーに掲載したとニューヨークタイムズ(NYT)が報じた。特に、新型コロナに感染して回復した後、ワクチンまで打てばブースターショットが全く要らないかもしれないと研究チームは伝えた。
この大学のアリ・エレベディ(Ali Ellebedy)博士研究チームは「ファイザー・モデルナワクチンの接種者を数年間新型コロナから保護できる持続的な免疫反応を起こすという事実を発見した」とし「重要な免疫細胞が思ったより長い間発達することが明らかになった」と伝えた。ただし、新型コロナウイルスと変異株が現在の形態をはるかに越えて進化しない場合という条件を付けた。感染の経験なしで接種だけで似たような効果が続くかはは不明であることが分かった。